えびは豊富な栄養素が多いことが特徴です。
そのためアスリートが注目したり、ダイエット中の方にもオススメの食材といわれてます。

えびにはたんぱく質が多く含まれています。
茹でたり揚げたりして食べられることが多いえびですが、干したえびはタンパク質がさらに約2倍も含まれています。
たんぱく質が多い、つまり、アミノ酸が多いということは、「アスパラギン酸」や「グルタミン酸」などの“うま味成分”が豊富に含まれているということです。えびの美味しさは、科学的にも証明されているんですね。
 
 

肉に多く含まれている脂質が、えびには少ないのでたんぱく質の摂取が期待できます。糖質や脂質はほぼゼロなので、積極的に食べたい食材です。
 
 

えびに含まれるタウリンは、タコやイカに次いで多く、生活習慣病が気になる方は意識して摂りたい成分です。タウリンは心臓の働きを助けてくれたり、血圧や血糖値の正常化や、血管の老化防止に効果的です。
 
 

えびに含まれているビタミンの中でも多いのが、ビタミンE。
血圧を下げる効果、血行促進の機能がありますので、肩こりや腰痛、冷え性などにお困りの方はぜひ食べていただきたい食材です。
ビタミンEはビタミンCと一緒に摂ると抗酸化作用がさらに効果的になります。えびにレモンを添えたり、またブイヤベースのようにトマトと一緒に食べたり、えびとアボカドでサラダとして一緒に食べるのは、好相性です。

 
 

塩水解凍

海水と同じくらいの塩水(塩分濃度3%程度)で解凍すると、えびから水分や旨みが流れ出てしまうのを防げるので、プリプリの食感になります。
ボウルに水、塩を入れ、よく溶かしてから冷凍殻付きえびを入れます。
常温で10~15分(むきえびは8~10分)を目安において解凍してから調理してください。
 
殻付きえび(むきえび)8尾に対して、水500㎖、塩大さじ1

 
 

重曹水解凍

重曹に含まれるアルカリ成分によって、えびのタンパク質がかたくなり、塩水解凍よりもプリプリとした食感になります。
 
ボウルに水、重曹を入れ、よく溶かしてから冷凍殻付きえびを入れます。
常温で10~15分(むきえびは8~10分)を目安において解凍してから調理してください。
 
殻付きえび(むきえび)8尾に対して、水500㎖、重曹大さじ2

 
 

流水解凍

おいしく解凍するには流水もおすすめです。
貯めた水に入れて解凍すると、水分でおいしさが落ちてしまいます。
ビニール袋に入れたえびに水を当てることで、素早く解凍ができます。

 
 

氷水で解凍

ビニール袋や、保存袋にえびを入れ、空気を抜いて、氷水につけて解凍する方法です。低温で解凍するので、ドリップが出にくく、スピーディーに解凍することができます。

 
 

えびの背を丸め、すくうようにそっと背わたを取ります。
頭から尾にかけて殻をむきます。
 

 
 

真っ直ぐにする

えびは火を通すと背が丸まります。
えびフライや天ぷらにするときは、えびが真っすぐになるようひと手間加え流ときれいに仕上がります。
背と反対側の腹に切り込みを数カ所いれ、真っすぐになるよう手で伸ばします。
 

 
 

汚れ取り

ボウルにエビ、塩小さじ1を入れ、粘りが出るまでもみます。さらに、片栗粉大さじ1、水大さじ2を加え、よく揉みます。尻尾の部分にも汚れがたまるので、落とすといいでしょう。